2021年度の算定基礎届において、公文書と電子申請作成時のデータを機械的に照合(チェック)する「算定基礎届公文書チェック」機能に対応いたしました。
※Ver.10.00.32へバージョンアップすることにより、「算定基礎届公文書チェック」機能を利用することが可能となります。
「算定基礎届公文書チェック」機能とは?
電子申請した算定基礎届について、申請後に交付された公文書と、電子申請時に『 台帳 』で作成した算定基礎届の保存データを比較し、それぞれの健保等級と厚年等級に相違がないかをチェックする機能です。
基本的には電子申請したデータと、交付された公文書のデータに相違はないはずですが、ごくまれに等級が異なる事例があったと聞いています。
また、相違がないはずであっても、やはり個人情報の等級変更前には公文書のデータを目視して確認されているのではないでしょうか。
こちらは「試用版」としてのご提供になりますが、受け取った公文書(控え書類)と実際に電子申請時に作成したデータを目視で見比べる必要がなく、画面上で簡単にチェックができます。 重要な確認作業の一助として、ご活用いただければ幸いです。
※ただし公文書は仕様が公開されていないため、突発的に仕様変更が生じた場合や変則的な形式の公文書は、『台帳』で対応できない可能性があります。予めご了承ください。
使い方事例
◆算定基礎届の等級を個人情報に反映させる前に◆
「算定基礎届公文書チェック」機能を利用し、交付された公文書データと『台帳』で作成した算定基礎届の保存データの等級に相違がないかを確認します。
その後、算定基礎届の保存データを利用して標準報酬の更新をします。
※算定基礎届公文書チェック画面からも標準報酬の更新ができます。
詳細は「算定基礎届公文書チェック(試用版)マニュアル」をご確認ください。
既に算定基礎届の等級を個人情報に反映させた後でも、「算定基礎届公文書チェック」で公文書データと保存データの確認をすることができます。
※相違データがあった場合は、内容を確認したうえで個人情報の等級を手入力で変更してください。
適用方法
台帳のバージョン「Ver.10.00.32」へのバージョンアップにて、ご利用が可能となります。
利用方法
- 電子申請データ一覧を開き、算定基礎届手続きの「詳細」ボタンをクリックします。
- 公文書の「チェック」ボタンをクリックします。
- 公文書チェックフォームが立ち上がるので、「算定保存データ」のリストから、電子申請時に使用した保存データを選択し、「実行」をクリックします。
詳しい操作手順及び注意事項については、「算定公文書チェック(試用版)マニュアル」をご覧ください。